物件を売る際には手付金が発生することはご存知ですか?

不動産の売却を行なうときには、物件自体の売買価格だけのやりとりではありません。
税金など、各種費用が発生することになるのです。
Webサイトの不動産売却のカウンセラーでは、不動産の売却に関わる各種費用に関する情報が紹介されています。
気になるという方は、ぜひ一度ご一読ください。
さて、物件の売買で生じるお金としては、手付金をあげることができます。
物件の売買を成立させるには、売買契約を売り手と買い手で交わします。
手付金は、買い手が売り手に対して支払う費用で、売買契約時に売り手は受け取ることになるお金です。
相場は売買価格の10%ほどです。
ただ、法律で下限や上限が定められているわけではありません。

売買契約を交わして物件の引き渡しまでひと月ほどありますが、それまでに契約を取り消しにする際に、手付金が関係します。
買い手から契約を取り消しにする際には、支払った手付金を放棄します。
売り手から契約を取り消しにする際には、受領した手付金と同じ金額を上乗せした金額を売り手に対して支払うことで契約を取り消しにすることが可能です。
これを手付けの倍返しといいます。
手付金の放棄や倍返しによって契約を取り消しにすることを手付解除といい、手付解除に関する条文は売買契約書に書かれるの普通です。
売り手としては、あまりに手付金が安いと契約を取り消しされるリスクが高く、高過ぎると契約を交わすこと自体に無理が生じてしまうため、金額の設定には注意が必要です。